Amy Hanaiali'i at Aloha Theatre, 12/18/2013 |
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テレビを点ければクリスマス・スペシャル、ラジオを聴けばクリスマス・ソング、お店に入ればBGMはクリスマス・ミュージック、とハワイを含めてアメリカはサンクスギビングデー(11月最終木曜日)を過ぎると巷間はクリスマスカラー1色で染まります。嫌いではありませんがクリスマス音楽って10曲位しかないじゃないですか。その10曲を繰り返し繰り返し聴いてるとやはり飽きますよ、12月第一週を過ぎる頃には本当に待ち遠しくなります…クリスマス終わるのが。だってクリスマスが過ぎればもう聴かなくて済むんですよ。
ちょうどそんな時にエイミーのクリスマス・コンサートとはちょっと引けるかな~、とも思いましたがやっぱり行ってみました。幸いにクリスマス系の歌は選曲中三分の一位で、他はハワイアンからジャズ、ブルース、ラテンと幅広いジャンルの歌歌で楽しませてくれました。歌うよりもお喋りする時間の方が長かった様な気もしますが、それはそれで楽しかったです。この晩の話題はもっぱら「マイリー・サイラス」と「靴」だったかな。面白いお話沢山で、まるでコメディー・ショー観に来たみたい。日本じゃ話が通じないから歌うだけなのかな?
ステージから降りてきて、最前列に座ってたおじさま三人組とじゃれながら「At Last」(エタ・ジェイムスの代表歌)を歌ったシーンも印象深かった。ただ一つ、彼女の声は綺麗過ぎてブルースにはむかないかも、とも思いました。ブルースはね、やっぱり錆びた声が似合うかな。
〆はハナホウに応じてくれてシューベルトの「アヴェ・マリア」を歌ってくれました、しかもオペラ調の歌声で。そうです、彼女は一時オペラ歌手を目指した事もあるんです。観客は皆うっとりと聴き入ってました。最初は「クリスマス・コンサートなんて?」って疑いましたが、この一曲聴いただけで気が変わりました。クリスマス・コンサートすっごいよかった、来年また行きたいです。だって、クリスマス・コンサートでなければエイミー・ハナイアリイの生オペラ声聴けませんよ。
[はい、私オペラも大好きです。]