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2013年6月8日土曜日

SFMOMAで道草 , part IV

Garry Winogrand exhibit at SFMOMA
(会場内での撮影は禁止でした、けど一枚撮っちゃった)

 
 
(Part III はコチラ
四階でゲイリー・ウィノグランド(Garry Winogrand)の展示会がありました。
彼はストリート・フォトグラフィー
(日本ではスナップ、街角スナップ、スナップショット等と呼ばれる)
ジャンルで有名な写真家です。
 
正直言いますと彼の写真はあまり好きではありませんが、
ストリート・フォトグラファーとしては学べる技術が沢山あり
尊敬できる写真家の一人です。
 
何かヘンですか、
作品は好かないが技術は尊敬できるって?
歌手の声は好きだが歌が嫌い…みたいなモンでしょうか?
 
もう一つ気になった事は
展示されてた多くの作品は遺作で、
そうゆう作品を作者許可無く展示してよいものなのか、と疑問する。
 
実は彼の死後、2500本もの未現像フィルムと共に
3500+本の現像済みだがまだ目を通してなかったフィルムが発見されたらしい。
撮るのが好きで後の現像やプリント作業が面倒臭いという人なら理解出来なくも無い。
(私もそのタイプ)。
 
そんなフィルムから発見された写真を勝手に展示していいものだろうか?
フイルム一本中自信作が一枚あればいい方で、
2~3枚あったら大漁で大喜びな時代をまだ記憶する私には迷惑な話だ…。