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2014年9月14日日曜日

バケット・リストがひとつ減った感じ

四年程前にも同じ事を試みましたが見事に失敗、
 
今回も危うくミスるところでした。
それは映画「ホノカア・ボーイ」を現地ホノカアのピープルズ・シアターで観ることです。
 
 
理由は解りません、ただしたかっただけです。
四年前と同じ様にシアターのHPをチェックすると上映スケジュールに
本日(9/14)午後三時に「ホノカア・ボーイ」と載ってました。
しかし注意書きに「スケジュールは変更有無を当日電話でお確かめ下さい」とな。
ふむ、四年前もそうすればよかったのに。
 
よし、電話だ。
 
だが電話しても誰も応答しない。
留守番電話のメッセージが繰り返し今週のスケジュールを再生するだけ、
しかもそのメッセージに「ホノカア・ボーイ」は一言も触れてない。
さあ、どうする。
コナから一時間半は掛かる運転だし…
 
覚悟で行ってみよう、上映してなかったらマラサダでも食って帰ろう。
 
四年前との大きな違いは今ロビーでカフェを経営している、
ドアも開いてるし関係者がいるはずだ。
四年前はドアが閉まってて人影すら無かった。
 
少し早めに着いた、まだ35分の余裕がある、
それがよかった。
 
カフェのおねえさんに聞いてみよう。
「あのゥ、三時に『ホノカア・ボーイ』上映しますか?」
「はぁ~?聞いてませんけど。」
「どうゆう事ですか、HPには上映する、と書いてありますけどゥ…。」
HPチェックしてみます、少々お待ち下さい。」
待つこと約五分。
「本当だ、HPのエラーかもしれません。水曜夜の上映は確かです。
水曜夜にまたお越し下さい。お詫びに入場券二枚無料で進呈させていただきます。」
「ナニッ?水曜?水曜はダメ、予定があるの。俺はこの映画を今日観るためにはるばる来たんだ、なんとか出来ないか?」
(実際に水曜夜はまたカラパナの夜間ファーマーズ・マーケット行こうかと思案中。)
「マネージャーに聞いてみます、もう少々お待ち下さい。」
 
この待ちが長かった、20分程。
その間にもう一人の従業員がスムージーをただで作ってくれた。
それが凄く美味しいスムージーでそれだけで許そう、諦めて帰ろうと思った位美味しかった。
確か「ペレズ・ファイヤー」とかなんとかいうフレーバーだった。
いかん、いかん、たかがスムージー一杯で買収されては。
 
「お待たせしました、今マネージャーがプロジェクター技師を探しています、
探し当たらなければ三時の上映は無理です。」
それを聞いた時私は少し驚いた、私はてっきりここの従業員は皆プロジェクター扱う資格のあるものだと思ってた。レオはいないのか、バズは何処?
 
もう数分後、電話が鳴りプロジェクショニストが見付った、予定(?)通り三時に上映する、っとマネージャーからの連絡だった。
 
"That's great!"
 
マネージャーとやりとりしてる間に観客がもう五人増えた。
よかった、
俺一人だけの為に上映してもらったら罪悪感いっぱいで今夜は寝られなくなっただろう。
そして私が三時35分前に着いてなかったらこの日の上映は無かっただろう。
 


「ホノカア・ボーイ」上映中のHonoka'a People's Theatre
 
 


サイン入りの原作と父と作者一緒のポストカードがさりげなく棚に置いてあった。
 
因みに、今 Honoka'a People's Theatre はデジタルプロジェクター購入の為の募金運動を行っています。
詳しくはHPをご覧下さい。