Pages

2012年12月2日日曜日

カヌー・レース Part III

「背番号37、ケオキ・カマカヴィヴォレ(仮名)選手」な~んて夢想するのかな?
お兄ちゃんのカヌーゼッケンを貰って
自分の背番号にして遊ぶ少年。
ハワイの少年も野球選手に憧れるのか、
それともフットボールか。
いや、ハワイだからトライアスロン選手か。
「よっしゃ、俺達は92番じゃ!」
こちらのお兄さんはゼッケンの貼り付け作業。
この番号に希望を託すのか。
それともただの番号、
何番でも構わないのか。
丁寧に貼る姿は何かにこだわる様子だ。
Part II はコチラ

2012年10月27日土曜日

'55 Buick

 
 
と、あるショッピングセンターの駐車場で会った
渋い車ともっともっと渋いおじいちゃん。
 
「ショックアブソーバーを変えなきゃいかん、どっかいい所知らないか?」
と問われたから一軒紹介した。
 
「じゃあ、お元気で」と挨拶交わしたら、
「ギーシ、ギーッシ」と音を立てながら両者は去って行った。
 
後味の深い音だった。そして自分の将来の姿を見た様な気もして
妙な親密感を覚えるのでした。

 

2012年9月22日土曜日

異色アイス屋 The Ice Cream Bar, Part II

店内、ザ・アイスクリーム・バー、サンフランシスコ
この店にはアイスクリームの他に売りがもう一つある。
先週投稿した写真をズームアップしたら見えるが、
看板「The Ice Cream Bar」の下に小さくサブタイトル風に
「Soda Fountain」とある。
ソーダ・ファウンテンとは炭酸飲料(ソーダ)を作り売るカウンターや店の事で、
日本では一昔「パーラー」と呼ばれたかもしれない
(その辺の記憶は確かでは無い)。
アイスクリームとソーダは相性良く、
アメリカ人はアイスをソーダに浮かばせた「フロート」(float)が大好きで、
ルートビール・フロート(rootbeer float)が最も代表的だ。
ソーダ・ファウンテン系の店は昔まだ一般家庭に冷蔵庫が普及して無かった時代
流行ったが、今はほとんど絶命的存在だ。
そして1920~1930年代、禁酒法令期と重なり
「大人向け」のソーダ飲料が色々発明され
ソーダ・ファウンテンの最盛期だったらしい。
メニューを見るとその最盛期の雰囲気が漂う。
ビール類ではSpeakeasy Payback Porterがある。
このSpeakeasyはブランド名だが、speakeasyとは不法で酒を売る店の意味。

大人向けソーダ類にはThe Passion Projectという、
ヒェーッ、
なんとタバコ入りの飲み物がある。
「タバコは発癌性物質です」、と注意書きも。
昔の人達は本当にそんな飲み物を飲んだのだろうか?
私はそれをオーダーする程の勇気無し。
でもアイスクリームだけでは物足りなかったのでエッグサラダサンドも一緒にオーダーした。
Egg Salad Sandwich on whole wheat
このエッグサラダはチャイブとピメント(赤ピーマン)入りでとてもコンプレックスな色。
量はたっぷり。
お味は…う~ん…青年向け、とでも言いましょうか…


2012年9月16日日曜日

異色アイス屋「ザ・アイスクリーム・バー」 Part I

The Ice Cream Bar, San Francisco


[異色] (名・形動) 普通とは異なり、目立った特色のある・こと(さま)
ウムムム、他に形容詞が思い浮かばない。
異色アイスクリーム屋発見。
その名も「ザ・アイスクリーム・バー」。
バーですぜ、バー。
けど未成年でも入れます。
では早速フレーバーを勉強してみましょう。
どれどれ、「オールスパイス、アニス、バジル、フェンネル、ローズマリー、セージ…」
な、な、な、なんだここは?まるで香辛料屋じゃんか!
帰ろうかと何回か思ったが、少し勇気をふりしぼり、
でもやっぱり無難にバニラとバーボンをワンスクープづつオーダー。
 バーボン?バーボンが無難??
他のフレーバーと比べたら無難に思えたんだが…
フルネームは「バーボン・モルト・ピーナッツバター・クッキー」
だから100%バーボンと言う訳では無い。


コーンはワッフル・コーン、これは凄く美味しい。
パリパリッとすぐわれる脆さ、コーンはしっとり系よりこっちの方が美味しい。
バニラは…は…う~ん、子供向けの味だな、
バーボンは…あまりバーボンの味しなかったな、少し期待はずれ。
To be continued.
詳細はコチラ。

2012年9月7日金曜日

カヌーレース Part II (雷を盗む???)


レースオープン戦(女子シングル)がスタートする30分前に、
突如ビーチに現れたモンクシール。
もちろん絶滅危機の保護動物で一定の距離を置かねばなりません。
小さなビーチが半分立ち入り禁止になり、皆パニック。
まだカヌー全艘進水してないのに、
モンクシールを避けて進水するしか方はなさそうです。

"Stealing the thunder" とはこの事か?



["Steal the thunder" をネットで検索してみたら、「雷を盗む」と訳す翻訳サイトが多かった。
一つだけ正解に近い「お株を奪う」と訳されてた。]

2012年9月2日日曜日

カヌー・レース (Queen Lili'uokalani Long Distance Canoe Races) Part I

レースの朝
この連休週末、コナではカヌー・レースが開催されております。

土日月と丸三日も続く大規模な催し、
アイアンマン世界選手権大会にも勝らぬ活気ムンムン。
アイアンマンは世界中から予選合格してきた人達やプロが競う世界的なイベントだけど、
このカヌーレースはロコ色濃い地域密着型の大会だな。
資格もパドル持参すれば誰でも参加出来そうな感じ(特にダブル・ハル部門では)。

スタート・ラインに向かうレーサー達、女子シングル・ハル部門

ダブル・ハル(Hull)部門ではどう見ても臨時組み合わせらしきカヌーやチームが目立った。
前日シングル・レースで敵同士だったライバルも二日目はチームメイト。
目的は「勝つ」じゃなくて「To Have Fun」なんだな、ようするに。
なんともハワイらしい。
レース五分前まで「パドラーが必要なチーム有りますか、
浪人(?)パドラーがここに集まってます」なんてアナウンスしてました。


色違いでも同じ型のシングル・ハルを二つつなげてダブル・ハルの出来上がり、つなぎ方は木材二本とストラップ。

スペアータイヤも積んで準備完了、これでパンクの心配無用???

2012年7月22日日曜日

素朴なカフェ



この間、洒落たカフェで
ブレックファーストなんぞ食べてたら
手を振りながら私の方へ向かって来る若い女性が。
後ろをチラッと見たら誰もいないし、
おっかしいなぁ~と思いながら
またよ~く見たら、

アリャッ?
会社のジェニーじゃん!
こんな所で、も~ビックリ!!
なぜか恥ずかしい感じ、
オッサンが洒落たカフェじゃていさい悪いか、
別にやましい事をしてる訳でもないのに。

ドアが開けっ放しでもお構い無し、
不揃いのテーブルと椅子、
壁にはゴチャゴチャした掲示板、
そして下手な絵。
そんな感じのカフェの方が
私には似合ってるかもしれない。

2012年6月24日日曜日

チェロとコーヒー丼


家の近くに新しいカフェがオープンしたので朝食を試しに行ってきました。
一見ごくフツーなクロワッサンとコーヒーですが、
このコーヒーカップがちょっと…。

まず取っ手(ハンドル)がありません。
そしてサイズがハンパじゃありません。
上の写真じゃ分かりにくいので実用際の写真下を観て下さい。



取っ手が付いてないので両手で持ち運びます。
飲む際も両手で…

オーットットット、こぼれそう、ズズズーッ。

お味は悪くないけど、なんか、
なんと言うか、洒落っ気が無いと言うのか、なんか…
おフランス式なのでしょうか、最新の流行なんでしょうか、

まるで…
まるで…
ラーメンのスープを飲む様に…

それでも第一印象良かったので、またお邪魔しようと思います。 

ヘッ?

どんぶり盛りのコーヒーが好印象???

どんぶりではありません、
第一印象はBGM音楽でした。
お店に踏み入りまず聞こえたのがバッハ。

JSバッハの無伴奏チェロ組曲
(J. S. Bach, Suites for Solo Cello)、
全部で六集あります。

私はこの組曲全集が大大大好きです。
色んなアーチストのアルバム20以上持ってます。
チェロ版だけではなくギター版、フルート版、ベース版、等。

その数あるアルバムの中で一番のお気に入りは:
迷わずコレです


ミッシャ・マイスキー(Mischa Maisky)。
彼は1985年に初リリースし(写真左)、後1999年に再度収録(右)しました。
比べると14年の成長が聴き取れます。
どっちか一つ勧めるとしたら、やっぱりオリジナルの1985年版ですね。

そんな基準でカフェを決するんですか?

はい。




2012年5月21日月曜日

kind of blue (not the kind by Miles Davis)


このブルーは
何と言うブルーだろう

セルリアン程濃くなく
サイアンより蒼く

朝日にとける
マリーンレイヤーの白と

無限なグラデーション
パウダーより強め

マヤ・ブルーでもなし
コロンビアの様で

パステルでもない
ペリウィンクルのやさしさ

だが温かみ薄い
単なるスカイかと思えば

ミストも帯びる
そんなコナの空



2012年4月14日土曜日

ジェイソン・ムラーズ(Jason Mraz)のハワイ



世界中で大ヒットした曲ですね、私も大好きです、『I'm Yours』。
3~4年前、初めて耳にした時からこれはいい歌だと思いました。歌手と曲名が知りたくて隣のテーブルでピザを食べてた女子三人組に聞きました、やっぱりティーンエイジャー達は音楽の情報が速い。

ハワイ通ならすぐ感づいたと思いますが、このビデオはハワイで収録した物です、オアフ島とカウアイ島ですね。ジェイソンは大のハワイ好きで、年に四週間程ハワイで過すそうです(どっかの誰かさんみたいですね)。

観ただけで実際のロケ地解りますか?ハワイ・マガジン2009年三月号にロケ地の詳細が載っていたので、それを訳して要約してみました、表示の経過時間は大まかタイムです。

[0:00] - カウアイ島、リフエ空港。

[0:07] - オアフ島、ノースの某アパート。

[0:33] - オアフ島、H-1フリーウェイ、タクシーでホノルル空港へ向かう途中。

[1:06] - オアフ島、ノース、バンザイ・スケート・パーク。

[1:45] - オアフ島、マウナヴィリ滝。

[2:30] - カウアイ島、カパア。

[2:55] - オアフ、モクアウイア島。

[3:05] - オアフ島、ライエ近くの某家の裏庭。

[3:21] - カウアイ島、ハナレイ桟橋。


どうです、解りましたか?私は桟橋だけであとは知らない所だらけでした。

どうやら歌詞とビデオの内容は全然関係無いようです。